2016年8月9日火曜日

WebBoxの反省

ちまたでは、IoTという言葉は流行っているが、私たちは20年ほどまえからそのIoTを実践してきた。

WebBox という製品を「Thin Server」 という概念で作った。  シリアルインターフェース等を通じて「どんなもの」でもインターネットに繋げられるという魔法のBOX。 CPU は忘れもしない68EN360. その頃、CiscoやAscend のルータが使っていたイーサーネットコントローラー付のチップだ。時代に先駆けて、フラッシュメモリファイルシステムを採用 Tcl を使ったCGI ソリューションを提供した。

ご参考リンク
PCMagazine
Wired

いまになるとネアンデルタール人をみているようだが、アメリア国内セールスツアーでは、いろいろな出会いがあり、今のIoTにむけての種まきをした自負がある。 これについては詳しくまた書きます。

本題に戻ると、そのWebBoxはビジネス的に失敗であった。 なぜ? それはソリューション、つまり人に対してどのように有効かという最も大事な最終ステップはVAR (付加価値再販業者)の責任と考えてしまったこと。ハードウエアに酔いしれていたのだ。

20年後の今、私たちはIoTに再チャレンジしているが、物ではなく、サービスにフォーカスしている。弊社の製品はサービスだ。








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