2016年8月7日日曜日

バーチャルロガー

なんだそれ? バーチャファイターの兄弟か? ちゃうちゃう。弊社の特許技術で、センサーノードにおいて、ロガーのハードウエアなしに、仮想化ロガーを実現すること。 

まず、最初にIoTを使用した計測システムでは、データは逐次クラウドサーバに送信される。もちろん、通信障害は一定の確率で起こるので、システムはデータの再送を行わなければならない。さて、どうやって再送するのが論理的かつ実用的なんだろう?

ぱっと思いつくのが、センサー側にバッファーを持ち、通信障害時に再送をする仕組み。シンプルでスマートなソリューションを好む弊社は、そんな実装はしなかった。たくさんの条件分岐が発生して、システムの状態が予測できないシステムはかっこよくない。

そこで、発案されたのが、バーチャロガー( 別名タイムシフト送信)だ。下記に説明を貼り付けるが、一言で言うと、「計測データを複数の時間差をもたせて自動再送する」システムである。プログラムには条件分岐はなく、シンプル。システム状態はいつも一定だ。

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